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流産を4回繰り返した39歳の患者様

miyamotosensei 2020年12月18日 カテゴリー: 不妊鍼灸

妊娠できても不安な不妊治療

「もうダメかも知れない。ツラいし…子供はあきらめようかと何度も考えた」

流産を4回繰り返してこられたM・Y様のおはなしです。

暑さの残る9月中旬。
みやもと鍼灸整骨院の不妊鍼灸を受けるために、M・Y様が来院されました。

M・Y様は不妊治療を開始して2年経つ39歳の会社員。
これまで体外受精を4回受けて2回成功。
しかし自然妊娠も含めて4回の流産を繰り返してきました。

「今回もダメだった…薬も飲んで注射もして…これだけのことをしても妊娠が継続できない。もうムリ」
流産を繰り返すごとにそんな気持ちが強くなっていきました。

流産を繰り返してきた3つの理由

M・Y様が流産を繰り返すのには主に3つの理由がありました。

  • 妊娠に必要な血液数値が悪い
  • 双角子宮という子宮奇形がある
  • 子宮内膜が薄くなっている

※これらは妊娠率に影響するが、必ず流産を繰り返すわけではありません

血液数値が悪い

血液検査の項目に『プロテインS』があります。
この物質が減少している人は血栓を起こしやすく、血液の流れが悪くなり流産を繰り返してしまいます。
この数値が60%未満で、無治療での妊娠成功率はわずか15%といわれています。
この数値が悪い人はアスピリン療法や、ヘパリン療法が必要になります。
自分でお腹に注射をおこなうのです。

(しかしプロテインS欠乏は流産率に関係ないという報告もあります→外部リンク“不育症 習慣流産 プロテインS欠乏症(Protein S)”)

双角子宮(子宮奇形)

子宮がハート型になっていたり、双角子宮にも様々な状態がありますが、カンタンにいうと子宮が2つに分かれている状態。

妊娠率や流産率にどこまで影響するかは未だ明らかではありません。
しかし子宮の形が悪くて小さいことは事実。
なんらかの影響を及ぼすことは考えられます。

子宮内膜が厚くならない

妊娠中の胎盤は子宮内膜が作ります。
子宮内膜が薄いと胎盤の成長が悪くなり、胎児が育たずに流産になってしまいます。

流産を繰り返すことで、子宮内膜が分厚くなりにくくなっていました。

「妊娠継続できそうなことならなんでもしようと思った」

6回以上の流産歴があると妊娠率が激減することをM・Y様は知っていました。
4回の流産を繰り返し、限界を感じ始めていました。

不妊で悩んでいた職場の先輩が、不妊鍼灸を受け始めて妊娠しました。

それまで不妊鍼灸を知ってはいたものの、試す気にはなれませんでした。
しかしそうも言ってられない。
「妊娠を継続できそうなことならなんでもしよう!」

「東洋医学ってすごいですね!」

みやもと鍼灸整骨院での不妊鍼灸3回目の施術中、M・Y様が話してくれました。。
「4日後に体外受精の胚移植をします。これまで2回連続で成功したことはないので、これで成功したら東洋医学ってすごいと認めます」

4日後。

5回目の体外受精を京都の醍醐にある不妊治療で有名なクリニックで受けました。
そのクリニックの体外受精成功率は約50%。

M・Y様ご自身もこれまで体外受精で2回連続成功したことはありません。
前回が成功しているし、4分の2成功しているので、今回はダメかな、、、と覚悟していました。

おまけに今回の体外受精の際、
「子宮内膜が薄いけどやってみよっか」
先生はそんなノリだったそうです。
期待しにくいですよね。。。

胚移植をおこなってから10日後に再びクリニックを訪れました。

結果は、陽性でした!

これにはM・Y様も
「東洋医学ってすごいですね!」
とても驚いて喜んでおられました♪

MARLMARL(マールマール)はまだ早い!?

体外受精が成功して妊娠したM・Y様。
M・Y様にとってはここからが勝負です。

妊娠したことはこれまでに4回あります。
10週近くまで妊娠継続できたこともあります。

ここからはいつ流産するかわからない不安に毎日押しつぶされそうになります。
流産のうち9割は妊娠12週までに起こります。(“初期流産について”参照)

M・Y様の場合は双角子宮などの問題で、後期流産の可能性も通常より高くなります。
そんな不安感と、徐々に出始めたつわりの影響で身も心もボロボロになっていきました。
みやもと鍼灸整骨院での週に1回の不妊鍼灸の際も、後ろ向きな発言が目立つようになってきました。

それでもフルタイムでの仕事や家のこともしながら、毎日を乗り切りました。

年が明けた2018年1月。

つわりも徐々におさまり、妊娠生活にも慣れてきました。
表情も明るく、言葉にも前向きなエネルギーが出てきました。

現状なら大丈夫そうなので、相談の結果、安定期に入る20週を目処に不妊鍼灸を終了することになりました。

みやもと鍼灸整骨院では、ご懐妊されたプレママさんにMARLMARL(マールマール)のスタイをプレゼントしています。

「おめでとうございます」
プレゼントしようとすると、

「まだ早い~」
困惑しながらも、照れくさそうに喜んでくださいました。

妊娠できても不安な不妊治療

妊娠できなくて悩んでいる方はたくさんおられます。
M・Y様のように『妊娠できても不安』な方もたくさんおられます。

M・Y様のご予約の日は、僕自身も不安でした。
「今日来院されなかったら、もしかしたら…」と。
お仕事の都合で5分くらい遅れられることもありました。
げー吐きそうなくらい不安になりました。

でも年末あたりからだったかな~。
いつの間にか毎週お会いするのが楽しみでした。
お子様の名前の想像など、出産後の会話が増えてM・Y様の表情も明るくなってきていたので(^o^)丿

M・Y様。
ご懐妊、本当におめでとうございます。

京都の長岡京市・向日市のみやもと鍼灸整骨院では、不妊への効果が医学的に証明されている不妊鍼灸が受けられます。
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流産を繰り返さないために

miyamotosensei 2020年12月18日 カテゴリー: 不妊鍼灸

流産を4回繰り返した患者様

「もうダメかも知れない。ツラいし…子供はあきらめようかとも考えた」

流産を4回経験した患者様の言葉です。
とても勉強熱心な方で、6回以上の流産歴があると妊娠率が激減することも知っていただけに、限界を感じ始めていました。

子宮内膜がいまいち分厚くならず、プロテインS欠乏症、子宮奇形もあります。
それでも当院を受診してすぐ妊娠に成功し、現在順調に妊娠20週を迎えています。(2018年2月8日)

こちらの患者様のように、一度でも流産を経験すると次の妊娠も不安に思う人が多いもの。
流産を繰り返さないためにはどうしたらいいのでしょうか?

流産にテンダー・ラヴィング・ケア

流産を2回以上繰り返すことを『反復流産』。
3回以上繰り返すことを『習慣流産』。
流産を繰り返すことを『不育症』といいます。

これらの解決法として『テンダー・ラヴィング・ケア(優しく愛するケア)』が注目されています。
2006年にヨーロッパの生殖医学会の専門誌で発表されて、日本にも広められました。
薬や外科的な処置ではなく、優しく愛情を持って患者様に接して安心させてあげるという治療法です。
これによって実際に流産率が下がるのです。
習慣流産の人は約半数がうつになってしまい、うつのために流産が起きやすいという調査もあるくらい、心理面と流産は密接な関係があります。

母体要因の流産

東京大学医学部附属病院女性診療科・産科(産婦人科)によると、“胎児側の原因による流産が起きる確率は、何回目の妊娠でも同じ。母体側の原因による流産は、回数が多いほど繰り返す傾向が強くなる”とのこと。

つまり“流産しやすい母体要因を持っている女性が流産を繰り返す”ことがわかります。

何の母体要因もなければ妊娠を繰り返すうちに出産に成功します。
何らかの問題がある女性だけが残るので、母体要因による流産が増加するのです。

検査を受けよう

もしも3回以上流産を繰り返しているなら、病院で流産の原因を調べてもらいましょう。

子宮奇形、甲状腺異常、染色体異常、抗リン脂質抗体、凝固因子異常、プロテインS欠乏症など様々な母体要因が見つかるかもしれません。

もしこれらの母体要因が見つかれば、それに応じた治療をおこなうことで流産を防げる可能性は高くなります。

染色体異常による流産を予防する物質としてナイアシンが注目を集めています。
詳しくは“不育症を予防するナイアシン”をタップして読んでくださいね。

冒頭の不育症に悩んでいた患者様も妊娠継続に成功し、不妊への効果が医学的に証明されている不妊鍼灸が、京都の長岡京市・向日市のみやもと鍼灸整骨院で受けられます。

みやもと鍼灸整骨院の不妊鍼灸はこちらをタップしてご覧ください↓↓
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妊娠12週以降に起こる中期流産

miyamotosensei 2020年12月18日 カテゴリー: 不妊鍼灸

中期流産

流産のほとんどは妊娠初期である12週までに起こります。
(“初期流産について”をタップしてご覧ください)

しかし12週を過ぎたからといって流産が起こらなくなるわけではありません。
この12週~22週に起こる流産を『中期流産』といいます。

中期流産の原因

初期流産の原因のほとんどが赤ちゃんの染色体異常だったのに対し、この時期の流産は主に母体側のトラブルで起こります。

とは言っても、お母さんがなにかしたから流産につながるわけではありません。
子宮に何かしらの問題が起きて流産になるのです。

妊婦健診で早期に問題を見つけられれば、防げることはあります。
しかしこの時期の妊婦健診は4週間に1回など、それほど頻繁には行われないため、処置が間に合わないこともあります。

頸管無力症

中期流産の原因として最も多い。
赤ちゃんの重みに耐えられず、本来はまだ開かないはずの子宮口が陣痛もなく突然開く病気です。

早期に診断がつけば、頸管を縛る手術をして流産を予防します。

子宮筋腫

妊娠中は女性ホルモンの分泌量が増加します。
その影響で筋腫は大きくなりやすくなります。
大きくなった筋腫によって胎嚢が圧迫されます。
このため、子宮筋腫による流産は妊娠初期より妊娠中期の方が多くみられます。

感染

大腸菌などの雑菌や、クラミジアなどの性感染症が流産の原因になることも。
これらが子宮口に感染して炎症が起きることで流産につながります。

早期発見できれば、抗生剤などの治療が効果的です。

赤ちゃんの異常

妊娠初期のころから重篤な問題を抱えていた赤ちゃんも、その程度によってはお腹の中で生き続け、この時期に亡くなることがあります。
この時期は心臓病による死亡が多いといわれています。

流産後はどうなるの?

この時期での流産は、すでに赤ちゃんが大きくなっているので掻爬手術(そうはしゅじゅつ)はできません。
人工的に子宮を収縮させるお薬を使用して、陣痛を起こして出すことになります。

次の妊娠はいつから可能?

月経が来れば可能ですが、子宮内の傷も疲労も大きくなります。
できれば月経を2~3回見送ってからのほうがいいとされています。

京都の長岡京市・向日市のみやもと鍼灸整骨院では、不妊や不育症への効果が医学的に証明されている不妊鍼灸が受けられます。

近年、予防医療として流産への研究もすすめられています。
詳しくは“不育症を予防するナイアシン”をご覧ください。

みやもと鍼灸整骨院不妊鍼灸はこちらをタップしてご覧ください↓↓
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初期流産について

miyamotosensei 2020年12月18日 カテゴリー: 不妊鍼灸

『流産』
妊娠22週に達するまでに妊娠が終了してしまうこと。

流産は5~8人に1人の割合で起こります。
決して少なくないのですが、このことはあまり知られていません。
妊娠を他人に告げる前に流産することが多かったり、“あまり触れてはいけないこと”と思われて話題に上りにくいことなどが、流産の多さが認知されにくい要因になっていると考えられています。

全流産のうち、9割近くは妊娠初期に起こります。
この妊娠初期である、12週までに起こる流産を『初期流産』といいます。

初期流産の原因

初期に起こる流産の原因として、主に以下の4つが挙げられます。
しかしほとんどが赤ちゃんの染色体異常です。

ただ、いずれにしても母親が何かをしたから、もしくはしなかったからといって、流産になることはありません。
流産をすると「仕事が忙しかったから」とか、「腕を伸ばして高いところにあるものを取ろうとしたから」などと、ネットの情報を基に自分を責める人がいますが、そういうことはありません。
初期の流産は避けようのないケースがほとんどなので、自分を責めないようにしましょう。

赤ちゃんの染色体異常

卵子は、母親本人が胎児のときにすでにできているので、母親と同じだけ卵子も老化していきます。
そのため染色体異常の確率が増加し、流産も増えてしまいます。

しかし妊娠の過程で起こるさまざまな異常は、いまだ解明されていないことがたくさんあります。
母親が20代だとしても、流産を繰り返す不育症になることもあります。
(不育症については“妊娠しても流産を繰り返してしまう不育症”をご覧ください)

子宮筋腫

初期流産の原因としてはわずかですが、高齢妊娠に比較的多く見られ、出産年齢の上昇につれて増加していきます。

また、子宮筋腫による流産は妊娠中期のほうが多くなります。

ウィルス感染

サイトメガロウイルスのようなウィルス感染による流産も、原因のひとつに挙げられます。
ただしウィルス感染による流産はまれなので、神経質になりすぎる必要はありません。

ただし妊娠初期は手洗いやうがいをし、人込みを避けるなどを確実に行いましょう。

トキソプラズマ

妊娠初期に初めて感染すると、おなかの赤ちゃんに異常を引き起こします。
妊娠中に子猫を飼いはじめたり、生肉を食べたり、土いじりは感染の原因になることがあります。

流産後はどうなるの?

初期流産がわかったら、以下のどちらかの方法をとることになります。

  • 手術をして中身を出す…基本的には中絶の手術と同様に、麻酔をかけて子宮の内容物をすべてかき出します。子宮の中に何かが残っていると、感染を引き起こす可能性があるためです。
  • 自然に出てくるのを待つ…出血や生理痛のような痛みを伴って子宮の内容物が出てきます。

一般的には手術をおこないます。
しかし最近では、手術か自然な流産のどちらが有効かわからないときは、本人の選択を尊重する産婦人科も増えてきているようです。
手術をしても自然な流産であっても、母体の回復などに大差がないことがわかってきたからです。

次の妊娠はいつから可能?

手術後数日間は安静にし、約1週間後に子宮の中を検査し、異常がなければ通常の生活に戻ることが多いようです。

性生活は次の月経が来るまで避妊の必要があります。
子宮内に傷があるうちは感染の危険があります。
傷口に受精卵が着床してしまうと胎盤の組織が入り込んで、出産後に胎盤がはがれず、子宮ごと摘出する危険があるためです。

基本的には次の月経が来れば子宮が回復したという合図になるので、妊娠しても大丈夫です。

近年、予防医療として流産への研究もすすめられています。
詳しくは“不育症を予防するナイアシン”をご覧ください。

京都の長岡京市・向日市のみやもと鍼灸整骨院では、不妊への効果が医学的に証明されている不妊鍼灸が受けられます。
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精子を若く保つ究極の対策

miyamotosensei 2020年12月18日 カテゴリー: 不妊鍼灸

精子を老化させない究極の対策

近年、男性の年齢も不妊症に関係があることが注目されています。
男性の年齢と精子力のお話しを“男性不妊にも存在する35歳の壁”でご紹介しました。

年齢には勝てませんが、若く保つように心がけることはできます。

精子を若く保つための究極の対策はなんだと思いますか?

精子の運命

精子は毎日新しく作られます。

その数なんと、1億個!!

ものすごい数ですよね。
それでもそのほとんどが死滅してしまいます。
毎日1億個作られては死滅していくのです。

射精にまで至った精子も、90%くらいは膣の中で死滅します。
1回の射精で1億~4億個の精子が射精されても、受精の場である卵管膨大部には数十個から百個程度の精子しか到達できません。
このように大量生産されないと困る切実な理由があるのです。

精子を老化させる活性酸素

精子を大量生産する必要がある男性ですが、精子の製造数は年々減少傾向にあります。
同時に精子の奇形率も高くなる傾向にあるのです。

考えられる理由のひとつに『活性酸素』による精子の老化です。

喫煙、PM2.5のような環境因子、不規則な生活リズム、心身のストレス、激しい運動など活性酸素を発生させる原因はたくさんあります。

毎日の生活習慣を見直し、抗酸化物質の摂取に努める必要があります。

精子を若く保つための究極の対策

活性酸素の影響を受けずに、精子を若く保つための究極の対策は…<適度なセックス>です。

精子は射精されずに体内に滞留する時間が長いほど、活性酸素の影響を受けて質が悪くなります。

2~3日に1回は射精することで、活性酸素の影響を防ぐことができるのです。
<適度なセックス>としましたが、マスターベーションでもOK。

精子を作る力は高温環境や圧迫力などで低下してしまいます。
高温のサウナや長時間の入浴、股間を締め付けるブリーフなどは注意しましょう。

京都の長岡京市・向日市のみやもと鍼灸整骨院では、不妊への効果が医学的に証明されている不妊鍼灸が受けられます。
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男性不妊にも存在する35歳の壁

miyamotosensei 2020年12月18日 カテゴリー: 不妊鍼灸

男性にも存在する<35歳の壁>

不妊治療において、女性には<35歳の壁>というものが存在します。
35歳を過ぎると妊娠率が大幅に減少するのでそう言われます。

実は男性にも<35歳の壁>は存在します。

“男性の年齢と不妊症”では以下の4つの研究結果を紹介しました。

  • 生殖補助医療の成績低下
  • 自然流産の確率上昇
  • 自閉症などの発症率上昇
  • 年下の男性のほうが妊娠率が高い

精子力低下の分岐年齢

では、精子自体は年齢とどのように関係があるのでしょうか?

以下の<精子力低下の分岐年齢>が、2013年にアメリカの生殖医学会で紹介されました。
これらの年齢を境に、数や量が減少したり悪化していきます。

  • 34歳…総精子数、総運動精子数、総前進運動精子数
  • 40歳…精子濃度や正常形態精子率
  • 43歳…精子運動率
  • 45歳…精液量や生存精子率

このように男性の精子力にも<35歳の壁>があるといえるのです。

女性だけでなく男性の晩婚化も進んでいます。
赤ちゃんを欲しいと思う年齢の高齢化が、不妊カップルの増加の大きな原因といえるでしょう。

これまではあまり研究されてこなかった男性と不妊症の関係。
「女性の年齢が若ければ赤ちゃんができる」とされてきましたが、この常識はもう通用しません。
これからは男性側の研究ももっと進めていく必要があるようです。

京都の長岡京市・向日市のみやもと鍼灸整骨院では、不妊への効果が医学的に証明されている不妊鍼灸が受けられます。

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子宮を温めれば不妊症は改善する?

miyamotosensei 2020年12月17日 カテゴリー: 不妊鍼灸

子宮を温める方法がネットや書籍などで紹介されています。
しかし子宮って本当に温められるのでしょうか?

人間の身体は表在体温と深部体温に分けることができます。

  • 表在体温…皮膚や脂肪など身体の外側の温度
  • 深部体温…内臓や子宮など身体の奥のほうの温度

寒いなーと思って上着を着る。
これは身体の表面が冷えて、表在体温を上げようとする反応。

しかしいくら厚着をしても深部体温に変化はありません。
深部体温は一定に保たれています。
深部体温を上げることはできないのです。

基本的に子宮内部の温度は37.5度に保たれています。
体外受精の際、受精卵を保存する培養器は37度に設定されています。

『子宮も含めた深部の体温が下がるときがあれば、それは亡くなった時か低体温で意識不明の時だけ』

実はこれが医学界の常識のようです。

冷え症は不妊症に関係ないの?

冷え症になることでホルモンバランスが崩れたり、免疫力が落ちたり、血液循環が悪くなって不妊症につながるケースは考えられます。

特に血液循環は不妊症と大きく関係しているといえます。

卵巣は子宮からのびる非常に細い卵管の先にあります。
普通でも血液が行き届きにくいとされており、血液循環が悪くなると卵巣に届く血液量が不十分で、栄養や酸素も十分に届いていない心配があります。
卵巣に届く血液量が少ないと、卵巣の働きが低下する可能性も考えられます。

身体の内側から冷え症を改善しよう

子宮などの深部体温を上げることはできないかも知れません。
それでも、体温を上げて冷え症を改善することは重要です。

『体温が0.2~0.3度上昇するだけで確実に妊娠率が高くなる』
と発表しているクリニックもあるくらいです。

適度な運動

体内で熱をためこんでくれるのは筋肉です。
筋肉が落ちてしまうと体温も下がってしまって、血液の循環も悪くなって免疫力も下がってしまいます。

また、体内で熱が生まれる瞬間は筋肉を動かしたときです。
運動不足は熱の産生を妨げ、冷え症を悪化させます。

毎日少しの時間でも身体を動かし、適度な運動習慣をつけましょう。

少し息が上がるくらいの早歩きや、真剣にラジオ体操をしてみたり。
駅の階段を1段飛ばしで登ってみたり、会社の一駅手前で降りて歩く習慣をつけたり。

日常生活に少しの工夫を加えて冷え症を改善しましょう。

お風呂に入る

シャワーって手軽ですよね。
しかしシャワーでは身体の奥までは温まりません。

半身浴でもいいので、湯船に20分くらいつかるように心がけましょう。

「シャワーから上がったら、こたつや暖房をきかした部屋で温まるから湯船にはつからない」
という人もいます。

乾熱と湿熱って聞いたことありますか?

乾熱とは乾いた熱。
湿熱とは湿気を含んだ熱のこと。(そのまんまです笑)

人間の体内には湿熱の方が深部まで届きやすいのです。
湯船やサウナなどがそれにあたります。

身体の表面までしか熱が届かないこたつではなく、湯船にしっかりつかって深部から身体を温めましょう。

京都の長岡京市と向日市の間にあるみやもと鍼灸整骨院では、不妊への効果が医学的に証明されている不妊鍼灸が受けられます。
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不妊症とお寿司

miyamotosensei 2020年12月17日 カテゴリー: 不妊鍼灸

お寿司。
というか、魚の食べ方。
妊娠を望んでいる女性は注意しなくてはいけません。

妊娠を望む女性が気をつけるべき魚の食べ方

マグロやさんま、イワシなどにはDHAやEPAなど、脳や神経組織の発達や機能維持、抗アレルギー、血栓の予防などの機能があります。
積極的に摂取することが健康にいいとされています。

しかし、血液中の水銀濃度が高くなりすぎると、妊娠しにくくなるという報告や、子宮筋腫との関係を指摘する研究があります。

さらに妊娠後、高濃度の水銀がおなかの赤ちゃんに影響を与える可能性もあります。

厚生労働省は“普通に食べている限り心配ない”としています。
心配し過ぎる必要はないのですが、妊娠を望む女性は高濃度の水銀をもつ魚介類の食べ過ぎには注意する必要があります。

妊婦が注意すべき魚介類の摂取目安量

1回約80gとして妊婦は週に1回まで…キンメダイ、メカジキ、クロマグロ、メバチマグロなど。
1回約80gとして妊婦は週に2回まで…キダイ、マカジキ、ユメカサゴ、ミナミマグロなど。
※80gというのは、お寿司なら約5貫、お刺身なら1人前程度。

ごく普通に食べていれば不妊原因になるなどの心配はありません。
しかしお正月など、お寿司を連日食べる機会には意識しましょう。

不妊への効果が医学的に証明されている不妊鍼灸が、京都長岡京市と向日市の間にある西向日駅近くのみやもと鍼灸整骨院で受けられます。

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葉酸は不妊症にも効果的な栄養素

miyamotosensei 2020年12月17日 カテゴリー: 不妊鍼灸

不妊治療と葉酸

葉酸が妊婦さんに大切な栄養素だということは、妊娠検査の際に産婦人科で教えてもらえます。
しかし不妊症に悩んでいたり、体外受精などの不妊治療を受けている方にも、葉酸は欠かせない栄養素なのです。

先天性障害を防いでくれる葉酸

<先天性障害>妊婦の葉酸不足リスク改善せず。学会が声明-2017年7月11日

-毎日新聞

妊婦さんの葉酸不足でリスクが高まる先天性の障害。
2000年に現厚生労働省が摂取を推奨して以降も発症率が改善しておらず。
日本先天異常学会はサプリメントでの葉酸摂取を呼びかけている、とのこと。

葉酸はビタミンB群の一種で、胎児の脳の発達を助けたり神経を作るなどの働きがあります。
葉酸が不足すると、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクが高くなります。

胎児は妊娠6週目までに脳の神経ができあがります。
そのため厚生労働省では、妊娠の可能性がある女性は妊娠前から、妊娠後は最低でも妊娠3カ月までは、1日400μg(0.4㎎)を摂取するように勧めています。
食事からの摂取では十分ではない場合があるので、「葉酸の摂取ですべてを防げるわけではない」としたうえで、サプリメントを摂取するように呼びかけています。

葉酸と体外受精などの高度生殖補助医療

妊婦さんにとってとても大事な葉酸。
実は妊娠率や出産率とも関係があるのです。

体外受精・顕微授精などの高度生殖補助医療による妊娠率は、食事やサプリメントで葉酸を多く摂取している女性ほど高い。

-アメリカ、マサチューセッツ総合病院

葉酸摂取量が最も多いグループ(2352μg/日)の着床率は、最も少ないグループ(1262μg/日)より22%高く、妊娠率で24%、出産率で26%高かったそうです。

葉酸を摂取するためのポイント

葉酸は緑黄色野菜や果物、牛や豚のレバーなどの食品に多く含まれています。
バランスの良い食事をこころがけることで摂取することができます。
野菜を350g程度摂取すれば必要量は摂れるのですが、葉酸は体内に蓄積されにくい水溶性ビタミンです。
食事だけで必要量を摂取するのは難しいようです。
そのため厚生労働省は、食事と合わせてサプリメントを摂取するように勧めています。

ただし、葉酸をたくさん摂取しすぎると、ビタミンB12欠乏の診断を難しくする心配が出てきます。
1日当たり1,000μg(1㎎)を越えないようにしましょう。

マルチビタミンのサプリメントでも葉酸は含まれています。
しかしマルチビタミンには、妊娠後に過剰摂取すると赤ちゃんに影響を及ぼすビタミンAも含まれていますので注意が必要です。
流産を予防するナイアシンも多く含まれているビタミンB群のサプリメントがいいのかも知れませんね。
(“■不育症を予防するナイアシン”)

目安量が1日2粒など、分けて飲めるサプリメントは分けて摂取した方がいいように思います。
1度に2粒飲むと、余剰分がおしっこや汗として排出される可能性が考えられるためです。

不妊への効果が医学的に証明されている不妊鍼灸が、京都長岡京市と向日市の間にある西向日駅近くのみやもと鍼灸整骨院で受けられます。
みやもと鍼灸整骨院の不妊鍼灸・料金

不妊症を改善するタバコや飲酒との上手な付き合い方

miyamotosensei 2020年12月17日 カテゴリー: 不妊鍼灸

不妊症に男性のタバコは関係ない?
妊娠するのに飲酒は絶対にダメ?

不妊症とタバコと飲酒
「妊娠したいのならどちらもやめましょう」
と、お医者さんに言われるタバコとお酒。

なにがどう不妊に影響するのでしょうか?

タバコが卵子を消失させる?

女性が喫煙している場合は卵巣の老化を促すとともに、卵子が早く減り、不妊の割合も高いことがわかっています。
閉経を1~4年早めるとの報告もあります。

最近は若年者の卵巣機能低下と早期閉経が問題視されています。
タバコだけが原因ではありませんが、喫煙が大きな原因のひとつなのは確かなようです。

男性の喫煙は、精子の数や運動性などに悪影響を及ぼします。
禁煙すると、精子の機能が改善することもわかっています。

女性の喫煙は不妊の割合を60%増加させる。男性の場合は精子数と運動性が低下する。

−アメリカ生殖医学会

上記の調査では自然妊娠や人工授精、体外受精などの対象はわかりませんが、喫煙が妊娠率を下げることが示されています。

夫婦どちらかがタバコを吸っている場合、体外受精の成功率は、夫婦ともにタバコを吸わない夫婦の約半分に低下する。

女性本人が吸わず、パートナーだけが吸う場合も、ほぼ同様の確率で体外受精の成功率は低下する。

−カナダ・マクスター大学

喫煙女性の妊娠・出産率は、吸わない女性より28%も低い。(体外受精を受けた女性8,500人・喫煙率43%)

−オランダ大規模調査

体外受精においても、喫煙している場合の妊娠率は禁煙している場合より低かったのです。

妊娠したいなら、タバコは夫婦ともにやめましょう。

少量のお酒は妊娠力を高める?

飲酒は、タバコほどではなくとも影響があるという説もありますが、不妊との因果関係ははっきりしていません。

しかしある調査をご紹介。

1日1杯未満(アルコール量10グラム未満)では、不妊率は35%低下する。さらにそのアルコールがワインであれば、妊娠までの期間は短くなる。

この調査では、適量のアルコールが妊娠率を高めることが示唆されています。
しかしこう続きます。

1日2杯以上(アルコール量20グラム以上)を摂取する女性では、不妊率が60%高くなる。

このデータに限っていえば、個人差もありますが、1杯未満などの適量なら妊娠体質のアップにつながるということです。

一方、男性の場合は、アルコールによって精液所見の結果にはほとんど影響はないとされています。
しかし飲み過ぎると精子の状態を悪くするという報告もあります。
男性の場合も適量なら、妊娠力がアップするのかも知れませんね。

まとめ

妊娠を目指すなら、タバコは夫婦ともにやめる。
飲酒は適量にする。
ということですね。

京都の長岡京市・向日市の間の西向日にあるみやもと鍼灸整骨院では、体外受精や顕微授精などの生殖補助医療の際の着床率を向上させることが医学的に証明されている不妊鍼灸が受けられます。

体外受精や顕微授精の際、不妊鍼灸を行わなかった場合の着床率は26.3%だったが、24時間以内に不妊鍼灸を行った場合は42.5%まで向上した

−アメリカ生殖医学会

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