流産を4回繰り返した患者様

「もうダメかも知れない。ツラいし…子供はあきらめようかとも考えた」
流産を4回経験した患者様の言葉です。
とても勉強熱心な方で、6回以上の流産歴があると妊娠率が激減することも知っていただけに、限界を感じ始めていました。
子宮内膜がいまいち分厚くならず、プロテインS欠乏症、子宮奇形もあります。
それでも当院を受診してすぐ妊娠に成功し、現在順調に妊娠20週を迎えています。(2018年2月8日)
こちらの患者様のように、一度でも流産を経験すると次の妊娠も不安に思う人が多いもの。
流産を繰り返さないためにはどうしたらいいのでしょうか?
流産にテンダー・ラヴィング・ケア

流産を2回以上繰り返すことを『反復流産』。
3回以上繰り返すことを『習慣流産』。
流産を繰り返すことを『不育症』といいます。
これらの解決法として『テンダー・ラヴィング・ケア(優しく愛するケア)』が注目されています。
2006年にヨーロッパの生殖医学会の専門誌で発表されて、日本にも広められました。
薬や外科的な処置ではなく、優しく愛情を持って患者様に接して安心させてあげるという治療法です。
これによって実際に流産率が下がるのです。
習慣流産の人は約半数がうつになってしまい、うつのために流産が起きやすいという調査もあるくらい、心理面と流産は密接な関係があります。
母体要因の流産

東京大学医学部附属病院女性診療科・産科(産婦人科)によると、“胎児側の原因による流産が起きる確率は、何回目の妊娠でも同じ。母体側の原因による流産は、回数が多いほど繰り返す傾向が強くなる”とのこと。
つまり“流産しやすい母体要因を持っている女性が流産を繰り返す”ことがわかります。
何の母体要因もなければ妊娠を繰り返すうちに出産に成功します。
何らかの問題がある女性だけが残るので、母体要因による流産が増加するのです。
検査を受けよう

もしも3回以上流産を繰り返しているなら、病院で流産の原因を調べてもらいましょう。
子宮奇形、甲状腺異常、染色体異常、抗リン脂質抗体、凝固因子異常、プロテインS欠乏症など様々な母体要因が見つかるかもしれません。
もしこれらの母体要因が見つかれば、それに応じた治療をおこなうことで流産を防げる可能性は高くなります。
染色体異常による流産を予防する物質としてナイアシンが注目を集めています。
詳しくは“不育症を予防するナイアシン”をタップして読んでくださいね。
冒頭の不育症に悩んでいた患者様も妊娠継続に成功し、不妊への効果が医学的に証明されている不妊鍼灸が、京都の長岡京市・向日市のみやもと鍼灸整骨院で受けられます。
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