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不妊症改善に効果的な食べ物

miyamotosensei 2020年12月17日 カテゴリー: 不妊鍼灸

「セックスミネラル」って知ってますか?
思春期の頃の僕ならムダにテンションが上がっていただろう言葉です(笑)

妊娠パワーのある食べ物

京都の長岡京市と向日市の間にある西向日の【みやもと鍼灸整骨院】より

卵子や精子にとって必要な栄養素。
それを多く含む食材が妊娠する力を高めるとされています。
すべての効果が完全に証明されているわけではありませんが、妊娠によさそうなものはぜひ取り入れてみましょう。

卵子や精子の質を向上させる食べ物

過剰な活性酸素は身体を酸化させ、老化を進めるといわれています。
それは卵子や精子の質を低下させることになります。

そこで意識して摂ってもらいたいのがビタミンE。

ビタミンEは「若返りのビタミン」ともよばれ、活性酸素を取り除いてくれるので、老化を遅らせる働きがあります。
さらにビタミンEの化学名はトコフェロール。
ギリシャ語で「子供が授かる物質」という意味です。
不妊症にもその効果がとても期待できそうな名前ですよね。
実際に動物実験でも、ビタミンEが不足すると生殖能力が低下することがわかっていて、不妊と大いに関係がある栄養素です。

“■不育症を予防するナイアシン”では、ビタミンB3であるナイアシンが不育症予防に効果的というお話をしました。
ビタミンってやっぱり大切ですね。

意識して摂ってもらいたい食材

  • アーモンド、落花生などのナッツ類
  • カボチャ、アボカド、ほうれん草、にらなど
  • 大豆油、ごま油、コーン油など
  • たらこ、うなぎ、カツオ、サンマ、いわしなど
  • 玄米、胚芽米、小麦胚芽など

精子の運動率を上げる食べ物

若い男性の精子の数が減っているといわれています。
ダイオキシンなどの環境ホルモンの影響と考えられています。
しかし専門家の間では、亜鉛の摂取不足もささやかれています。

亜鉛は「セックスミネラル」とも呼ばれる栄養素で、男性ホルモンの合成にかかわっています。
動物実験では、亜鉛が少ないと、精巣の精細管が委縮して精子を作りにくくなることがわかっています。
さらに精液中の亜鉛濃度が低下すると、精子の運動率も低下してしまいます。

人工授精や体外受精では、運動率のよい元気な精子だけを選別するくらい、精子の運動性は不妊症と関係があるのです。

男性は亜鉛が不足しないように気をつけましょう。

意識して摂ってもらいたい食材

  • 牡蠣、数の子、いわし、ししゃも、カニ、たらこ、ハマグリ、さざえ、ホタテ貝など
  • 豚レバー、牛肉(肩、テール、ミノ、モモ、レバー)など
  • 山いも、里いもなど
  • ひじき、わかめ、昆布などの海藻類
  • 卵黄、チーズ、コンビーフ、ビーフジャーキーなど
  • ココア、松の実、ごまなど
  • アーモンド、カシューナッツなどのナッツ類

血行を良くする食べ物

血液の質を上げると血行も促進され、栄養素が卵巣や子宮に行き渡りやすくなります。
受精卵が着床するためには、適度な厚みの子宮内膜が必要になりますから、栄養豊富な血液が子宮に送られるようにしましょう。
また食物繊維はデトックス効果を促進するので、相乗効果が期待できます。

意識して摂ってもらいたい食材

  • 非加熱の玉ねぎ、長ネギなど
  • 納豆
  • 黒酢
  • イワシ、アジ、サバ、サケ、マグロなど
  • キノコ類
  • 海藻類

妊娠しやすくなりそうなものは取り入れてもらいたいと思いますが、摂り過ぎには気をつけてくださいね。
身体への副作用がほぼない漢方薬を試してみるのも不妊に効果的です。
“■不妊症に有効な漢方薬

京都、長岡京市、向日市のみやもと鍼灸整骨院の不妊鍼灸はこちらをタップしてご覧ください↓↓
みやもと鍼灸整骨院の不妊鍼灸

不妊症を改善する食生活

miyamotosensei 2020年12月17日 カテゴリー: 不妊鍼灸

ここ京都府長岡京市や向日市で名産のたけのこ。妊娠には有効でしょうか?

食生活を改善して妊娠パワーを手に入れよう
身体を作る上で一番のカギとなるのは、毎日の食事。
心がけひとつで食生活の質が向上します。

食生活は変えられる

僕は子供の頃、かなり好き嫌いが多かった。
料理を作ってくれる母はとても困ったことと思います。
日本人の主食であるお米すら嫌いでした。

特に嫌いだったのが納豆。
昔から関西ではあまり馴染みのない食べ物ですよね。

25歳の頃、現在の医療関係のお仕事に就きました。
身体のことを勉強するためにテレビの健康番組なんかは片っ端から録画して観ました。

その中で「納豆が身体にいい」なんて知ったもんだから、食べてみました。
あれだけ嫌いだった納豆。
健康にいいと知ると食べれるもんですね。
今では美味しいとすら思えるほどになっています。

僕の場合は単純に食べず嫌いだったか、シンプルにバカ舌だったのかも知れない、
京都の長岡京市と向日市の間にある西向日の【みやもと鍼灸整骨院】院長の宮本です。

毎日きちんと食べていますか?

人間は食事で栄養を摂ることで生きています。
しかしかたよった食生活をしていると、病気になったり、元気よく生活できない事態になってしまいます。

赤ちゃんがなかなかできないという場合も、食生活の乱れが指摘されることがあります。
例えば、乱れた食生活を続けた結果、生理が止まったりホルモンのアンバランスを招くことも。
結果として排卵がうまくいかないという事態にもなりかねません。

理想的な食生活とは?

規則正しく朝昼晩と三食決まった時間に食事を摂ることが大切です。

朝食は交感神経を活発にさせ、身体全身にエネルギーを送るスイッチのような役割をしてくれます。
朝食は体温上昇をうながしてくれる和食がおススメ。
例えば、ご飯とみそ汁 + 納豆や魚、卵、おひたしなどのアミノ酸を多く含む食品がいいでしょう。
これだけでも、パン食よりバランスよく栄養素を摂取することができます。

昼食は摂らなかったり、お菓子だけですませる女性も増えているといいます。
またお勤めの方は外食も多くなりがち。
できることならお弁当を持参して、少量でもいいから数多くの食材を摂るようにしましょう。

夕食は20時くらいまでに済ませることが理想です。
夜は副交感神経が働き、睡眠への準備を始める時間帯となります。
したがって夕食をたくさん摂ってしまうと、エネルギー消費はあまりされずに肥満の原因になってしまいます。
その日に食べた食事のバランスを考えて、捕食できるメニューを選べるといいでしょう。

身体を温める食べ物、冷やす食べ物

基本的に冬に旬を迎える食材は身体を温め、夏が旬の食材は身体を冷やすとされています。

色では、赤、黒、オレンジなどの食材は温める食べ物が多く。
白、青、緑は冷やす食べ物といわれます。

食材すべてを身体を温めるものにする必要はありませんが、大量に夏野菜を摂るのであれば、下記の身体を温める食材も入れて工夫してみましょう。

温める食材

  • 野菜…カボチャ、ゴボウ、ニンジン、レンコン、ショウガなど
  • 果物…りんご、プルーン、ブドウ、サクランボなど
  • 飲み物…紅茶、ウーロン茶、赤ワイン、日本酒など
  • その他…黒砂糖、塩、みそ、香辛料など

冷やす食材

  • 野菜…たけのこ、なす、きゅうり、トマト、レタスなど
  • 果物…バナナ、パイナップル、マンゴー、スイカなど
  • 飲み物…コーヒー、緑茶、牛乳、豆乳、水、白ワインなど
  • その他…砂糖、酢、マヨネーズ、化学調味料など

ここ京都の長岡京市や向日市のある乙訓地域名産のたけのこは、身体を冷やす作用があるとされています。
のぼせを治すなどに効果的ですが、不妊症を改善する身体を温める作用はないようです。
それでも旬の食べ物を摂ることは大切なので、4月~5月には美味しくいただきましょうね☆

身体の元気に大きくかかわっている食べ物。
もしあなたが不妊に悩んでいるのなら、食生活を見直して少しでも妊娠する力を上げましょう。
身体への副作用がほぼない漢方薬を試してみるのも不妊に効果的かも知れません。
“■不妊症に有効な漢方薬”

京都の長岡京市と向日市の間にあるみやもと鍼灸整骨院では、不妊への効果が医学的に証明されている不妊鍼灸が受けられます。
みやもと鍼灸整骨院の不妊鍼灸

不育症を予防するナイアシン

miyamotosensei 2020年12月17日 カテゴリー: 不妊鍼灸

不育症の治療

不育症治療は予防医療です。
流産を起こす危険な原因を見つけ出して改善し、予防するのです。

例えば。

子宮奇形が原因で流産を繰り返すようなら手術をおこないます。
正常子宮の形状に修復して次の妊娠での流産を予防します。(子宮奇形の約60%は手術せずに出産できるとされています)

妊娠後のホルモンバランスが悪く、内科的に診ると母体に異常がなくても、胎児に影響が出そうだと判断されれば積極的にホルモン治療をおこないます。

他にもアスピリン療法やヘパリン療法、ステロイド療法などがあります。
いずれも治療成績は良好と報告されています。
しかし流産を6回以上繰り返すようだと、大量免疫グロブリン療法などの特別な治療法が必要な場合もあります。

このように流産に対して行う治療法は様々です。
少しでも出産への成功率が上がるなら、いろいろな治療法を試していくべきと考えられています。

ナイアシン(ビタミンB3)が流産を予防する

先日、アメリカの医学誌で、ある研究結果が掲載されました。
その内容はネットニュースでも取り上げられ、世界中で話題となっています。

その内容とは、ナイアシン(ビタミンB3)が流産を予防する可能性がある、というものでした。

“■妊娠しても流産を繰り返してしまう不育症”でもお話ししましたが、流産原因の70%は胎児の染色体異常と考えられています。
染色体異常は未然に防げるものではないので、それによる流産は仕方のないことと捉えられてきました。

しかし今回の研究結果で、染色体異常による流産でも、予防できる可能性を見ることができたのです。

人間の身体にはNAD(ニコチンアミドアデニンヌクレオチド)という分子が存在します。
妊婦さんの体内でこのNAD分子が不足すると、子宮内の胚や胎児の正常な発達が阻害されます。

研究者たちは、流産や胎児の先天異常を経験した妊婦や家族の遺伝子を調べました。
すると、NAD分子の生産を邪魔する遺伝子変異があることを突き止めました。

NAD分子の生成にはナイアシンが必要です。
つまりナイアシンを摂取することで、流産や先天異常を予防することが可能なのです。

ナイアシンはビタミンB3とも呼ばれます。
不育症に悩む方は、妊娠する前からビタミンB群のサプリメントを摂取しておいた方がいいのかも知れません。

サプリメントは実際に効果があるのか、いつ頃から効果を発揮するのかなど、わからないことが多いのも事実。それでも出産への成功率が少しでも上がるなら、いろいろな治療法を試していくべきだと思います。

不妊への効果が医学的に証明されている不妊鍼灸が、京都の長岡京市・向日市のみやもと鍼灸整骨院で受けられます。
みやもと鍼灸整骨院の不妊鍼灸

妊娠しても流産を繰り返してしまう不育症

miyamotosensei 2020年12月17日 カテゴリー: 不妊鍼灸

せっかく妊娠しても、お腹の中で赤ちゃんが育たずに流産を繰り返す場合があります。
妊娠しても継続できない状態を『不育症』といいます。
不妊症の原因というわけではありませんが、不妊治療を受けるにあたって知っておきたいところです。

流産を何回繰り返すと『不育症』と定義するかはいまだに決まっていません。
しかし2回以上の流産を反復流産。
3回以上の流産を習慣流産と呼びます。
最近では不育症専門外来や専門医院も増えています。

初期流産の確率は10~15%もあるとされています。
残念なことですが、流産自体は比較的よくあることといわれます。

夫婦の染色体異常による流産

流産の原因の70%は、胎児の染色体異常によるものになります。

流産を繰り返している夫婦の染色体検査をすると。
夫婦ふたりとも、またはどちらかに『転座型』と呼ばれる染色体の異常が発見されることが多く見られます。
この染色体異常が胎児に遺伝して、流産を起こすと考えられています。

この転座型の染色体異常は、保因しているだけでは症状もなく、なんの問題もありません。
ただ、卵子や精子に『保因』か『正常』か『異常』という形で伝わります。
ここで『異常』が伝わった卵子や精子が受精卵になると流産してしまうのです。

出産年齢が高くなるにつれて、この染色体異常による流産率は上がります。
染色体異常による流産を防ぐ方法はありませんが、必ず『異常』が出るわけではありません。
何度か流産を繰り返しているうちに、無事に出産できる可能性はあります。

<2018年2月12日追記-染色体異常による流産でも予防できる可能性のある物質がみつかりました。詳しくは“不育症を予防するナイアシン”をタップして読んでみてくださいね>

他の主な流産の原因

染色体異常による流産は、現在のところ確立した治療法はありません。
しかしその他の原因では、適切な治療を受けることで次回の流産を防ぐことができるものもあります。

A.子宮の形態異常

子宮奇形や子宮筋腫が原因となっている場合があります。
子宮頸管無力症といって、子宮頸管がゆるいために流産が起こることもあります。

治療としては、問題が生じている場所や程度に応じて手術をします。
子宮頸管無力症は子宮頸管をしばる処置をおこないます。

B.ホルモンの異常

高プロラクチン血症や黄体機能不全、甲状腺機能低下症などのホルモンの異常があると、流産を起こしやすくなります。

この場合、それぞれの原因に応じて、ホルモンを補充したりお薬を使用します。

C.内科の病気

糖尿病、膠原病(こうげんびょう)、血液凝固障害などの内科的疾患によって、流産しやすくなっている場合があります。

まずは病院で内科的疾患の治療をおこないます。

D.感染症

クラミジアなどの性感染症や、肝炎などが流産の原因になることも。

夫婦ふたりで検査を受け、感染症の治療をしましょう。

E.免疫学的な原因

同種免疫異常や自己免疫異常があると、流産しやすくなることも。

薬で免疫反応を抑えたり、免疫反応で起こる症状を改善します。

京都の長岡京市・向日市のみやもと鍼灸整骨院では、不妊への効果が医学的に証明されている不妊鍼灸が受けられます。
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不妊症に有効な漢方薬

miyamotosensei 2020年12月17日 カテゴリー: 不妊鍼灸

漢方薬とは

発祥元の中国では約2,000年前から実践されているお薬のことです。

さまざまな植物の根や葉、花、皮、または動物や鉱物などを原料としています。
症状に合わせて、有効成分を持つ生薬を配合します。

とても身近なところでは、かぜ薬として知られる葛根湯や、胃腸に効果的な漢方胃腸薬などなど。
「おなかの脂肪を落とす」と、テレビCMで放送している防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)も漢方薬になります。

漢方薬の効果が表れるタイミングは人それぞれですが、3~6ヶ月で実感できることが多いようです。
西洋医学的に考えて、血液や細胞が作り変えられるのに、それくらいの期間が必要だからといわれています。

漢方薬に副作用はないの?

不妊治療でよく処方されるクロミッド。
排卵誘発剤として使用されますが、お腹の張りや吐き気、卵巣刺激過剰症候群(OHSS)、多胎妊娠などの副作用が心配されます。

一方、漢方薬にはクロミッドのような即効性はないものの、すべて自然のお薬なので副作用は起こりにくいと考えられています。
しかし症状が的確に伝わっていなかったり、自己判断で勝手な使用をすれば、期待した効果が得られないこともあります。

また、胃腸の弱い人の中には、胃もたれや吐き気、下痢などを起こす場合もあります。
漢方は食前に服用するのが一般的ですが、上記のようなケースでは、食後の服用に変更されることもあります。
いずれにしても気になる症状があれば、漢方を処方してくれたお医者さんに相談するといいでしょう。

不妊治療でよく使われる漢方薬

女性

  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)…生理不順、月経痛など
  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)…月経痛、不正性器出血、無月経、子宮内膜症など
  • 温経湯(うんけいとう)…生理不順、冷え症など
  • 加味逍遙散(かみしょうようさん)…イライラ、ストレス、ホルモンバランスの調整など
  • 十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)…体力増進、慢性疲労症候群など

男性

・八味地黄丸(はちみじおうがん)、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)…精子減少症、精子無力症、精子奇形症など

不妊症に有効な生薬

以下は不妊治療で使われる主な生薬で、これらの生薬を配合し、個人の症状や体質に合わせてオリジナルの漢方が作られます。
市販の漢方薬もこれらの生薬をブレンドしたものです。
※妊娠中には避けるべき生薬と指定されているものもありますので、必ず医師に相談しましょう。

  • 当帰(とうき)…血に栄養を与え、循環を活性化させます。貧血症、月経不順、更年期障害などの婦人科の漢方として使用します。
  • 芍薬(しゃくやく)…筋肉の痛みや緊張をゆるめ、血行不良の腹痛に使用します。
  • 川芎(せんきゅう)…月経不順、活血作用、鎮痛作用など、血のめぐりを改善します。
  • 地黄(じおう)…滋養強壮効果が高く、血に活力を与えます。
  • 牡丹皮(ぼたんぴ)…婦人科疾患、月経不順、月経困難など、停滞する血行障害のあるものに応用します。
  • 丹参(たんじん)…停滞する血をサラサラにして動かし、循環を促進します。また、イライラをやわらげる効果も期待できます。
  • 山茱萸(さんしゅゆ)…頻尿や尿漏れなどに効果的で、男性のEDにも使用されます。
  • 紅花(こうか)…血液の流れを改善します。月経痛や月経不順などの婦人科疾患にも効果的です。

西洋医療とは違った視点から不妊症を改善していく東洋医療。
現在では両医療を同時におこなうのが当たり前になってきています。

理由として、西洋医学でも解明できない不妊の原因がまだまだあるということ。(不妊原因の約20%は原因不明不妊)
そして、妊娠につながることはなんでも取り入れるべきという考え方。
身体への負担がほとんどない東洋医学なら、なおさら取り入れるべきでしょう。

京都の長岡京市・向日市のみやもと鍼灸整骨院では、不妊への効果が医学的に証明されている不妊鍼灸が受けられます。

みやもと鍼灸整骨院の不妊鍼灸こちらをタップしてご覧ください↓↓
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不妊症を身体への負担なく改善する東洋医学

miyamotosensei 2020年12月17日 カテゴリー: 不妊鍼灸

京都の長岡京市・向日市の【みやもと鍼灸整骨院】より

先日、激しい頭痛に襲われました。

暑かったり、寒かったりで体調の管理がしにくかったうえ、夜に窓を開けて寝ていたせいなのかも知れません。
朝起きたときから、「これはやばい」と思うくらい肩が詰まっていました。

思っていたとおり、お昼頃から寒気がしてかるい頭痛が起こってきました。
夜には首を動かすのもツラいくらいの頭痛で、吐き気もします。
ふら~っと、かるい目まいも起こりました。

ロキソニンなどの薬を飲んだら楽になりそうな気はしましたが、できるなら飲みたくない。
普段は肩こりを感じないのですが、この日は肩に原因があるのがわかりました。
この肩の詰まりがマシになれば、この頭痛や吐き気も治まりそうな気がします。

家に帰って妻に、グーーーっと肩を圧してもらいました。
「そこやわ~もっと強く圧してみて」
と、弱りきった声でお願いしてみます。

妻も、指ではなく肘を使って僕の肩に体重をグーーーっとかけてくれました。
すると、スーーーっと吐き気がひいていきました。

肩で滞っていた血液が流れだしたようでした。
お薬に頼ることなく、自分の自然治癒力を生かすことが出来ました。

不妊症と西洋医学と東洋医学

西洋医学の病気(不妊症は病気ではありませんが…)の治し方は、検査 ⇒ 原因を突き止める ⇒ 改善すべき症状に対して投薬や手術などの治療をする。

東洋医学では、その人の身体のコンディションを診ます。
血や気の流れ、体質などを確認し、身体全体のコンディションを正常な状態に戻すことで病気も治そうという治療法です。

たとえば、不妊症の方にも多い無排卵の場合には、西洋医学なら適切なホルモンの投与を行い、排卵を促します。
東洋医学では、身体全体の血や気の流れを整えることで根本的な体質の改善を目指し、結果的に排卵が起こるようにしていきます。

不妊症に効果的な東洋医学の代表として、漢方薬や不妊鍼灸などが挙げられます。
最近では、不妊治療を行う病院でも漢方薬を処方するお医者さんも増えてきています。
漢方薬や不妊鍼灸は副作用の心配がないので、妊娠を目指す身体にはとても自然な治療法と言えます。

東洋医学の基本

東洋医学では、人を『証』というタイプに分けます。
『証』とは、とてもわかりやすく言えば『体質』のようなものです。

基本的な考えとして、人は『実証(じつしょう)』と『虚証(きょしょう)』に分けられます。

  • 実証は筋肉質でかた太りで、血色がよく、胃腸が強いタイプ。
  • 虚証はやせ型で疲れやすく、胃腸が弱いようなタイプ。

その人、その証によって漢方薬や鍼灸治療の内容は変わってきます。
自分が服用している漢方薬を他の人が飲んでも、あまり効果は期待できません。

周期療法

『女性の性格はひと月に4回変わる』と言われますが、これは女性のホルモンの影響によるものです。

東洋医学でも同じような考え方があります。
私たちの身体は『気・血・水』の3つの要素が体内をうまくめぐっています。
それによって健康が維持されます。
しかし『気・血・水』のうちのひとつでも不足したり、滞ったりすると身体は不調や病気になると考えられています。
生理期、低温期、高温期、高温期後期、女性の身体はその時期によって『気・血・水』も変化してきます。

最近では、その月経周期に合わせた漢方薬を処方することが大切と考えられています。
これによって身体全体の調子を整えながら、『よい卵子』や『よい受精卵』ができるようにしようというものです。

京都の長岡京市、向日市にある当院の不妊鍼灸でも、月経周期に合わせたツボを選択して行う周期鍼灸療法を行っています。

まずは西洋医学から

不妊症の方が漢方や鍼灸などの東洋医学で体質が改善し、妊娠しやすくなるということは多くの実例があります。
しかし東洋医学がすべての不妊症に効果があるわけではありません。
卵管が詰まっていたり、癒着がひどくて着床をさまたげている場合などは、東洋医学では治療することはできません。

京都の長岡京市にある当院でも、まずはこれらの西洋医学的検査をおこなうことをおススメしています。

  • 子宮卵管造影検査
  • 超音波検査
  • ヒューナーテスト
  • 精液検査

不妊症にとても効果的な東洋医学的治療法。

身体の内側から体調を改善するとても自然な治療法なので、副作用はほとんどありません。

不妊クリニックだけでなく、他の病院でも処方されることが多くなってきている漢方薬。
西洋医学的なお薬と漢方薬を併用することは当たり前になってきています。

京都の長岡京市・向日市のみやもと鍼灸整骨院では、顕微授精などの生殖補助医療の際の着床率を向上させることが医学的に証明されている不妊鍼灸が受けられます。

体外受精や顕微授精の際、不妊鍼灸を行わなかった場合の着床率は26.3%だったが、24時間以内に不妊鍼灸を行った場合は42.5%まで向上した

−アメリカ生殖医学会

みやもと鍼灸整骨院の不妊鍼灸

不妊治療に使用される主なお薬

miyamotosensei 2020年12月17日 カテゴリー: 不妊鍼灸

不妊治療のゴールは、出産ですよね。
そのために、排卵から着床までスムーズに進むよう様々な手段があります。
そのひとつの選択肢に薬があります。

  • 排卵がうまくいくようにする薬
  • 子宮内膜の状態をよくする薬
  • 体外受精のときに排卵をコントロールする薬 などなど。

不妊クリニックのお医者さんは、薬を使用するときはきちんと説明してくれます。
しかし中には、説明をあまりしてくれないお医者さんもいます。
自分が今どんな不妊治療をしていて、そのためにどういう目的を持ったお薬を使っているかを知ることは、納得して治療を進めるためにとても重要です。

排卵誘発剤

卵胞を育てたり、排卵を促す排卵誘発剤。
無排卵や、排卵がうまくいかないなどの排卵障害に使用します。

最初は作用がおだやかな飲み薬を使用し、期待した効果が見られない場合は強い作用効果のある注射剤を使用します。

人工授精や体外受精などを行う際にも用いられます。
一度にたくさんの卵胞を育てて妊娠率を上昇させるためです。

  • 飲み薬…脳に卵胞を育てるように働きかける薬。
  • クロミフェン製剤であるフェミロンや、シクロフェニル製剤であるセキソビットなど。
  • 注射剤…卵胞を育てるように直接卵巣を刺激する薬。
  • hmg製剤であるバーゴグリーンやヒュメゴン、FSH製剤であるフェルティノームPなど。
  • 注射剤…こちらは排卵を促すように直接卵巣を刺激する薬。
  • hcg製剤であるHCGなど。

卵胞ホルモン剤

卵胞ホルモン(エストロゲン)によって、子宮内膜は受精卵が着床しやすい状態になります。
卵胞ホルモンの分泌が不足している場合に、補充のために使用するのがこのお薬。
子宮内膜の状態を整えるお薬になります。

こちらは貼り薬もあります。
下腹や腰に貼って、皮膚から成分を吸収させます。

  • 飲み薬…結合型エストロゲン製剤であるプレマリンなど。
  • 貼り薬…エストラジオール製剤であるエストラダームTTSなど。

黄体ホルモン剤

黄体ホルモン(プロゲステロン)は、受精卵の着床や妊娠の継続に欠かせない重要なホルモンです。
この黄体ホルモンの分泌が十分でない場合に、補充のために使用するのがこの黄体ホルモン剤です。

また、体外受精などでは、排卵誘発のために黄体化ホルモンの分泌を抑える薬が使用されます。
しかしそのままでは着床がうまくいかないので、あとから黄体ホルモン剤を補充します。

注射剤は薬によって作用の持続期間が違い、状態によって使い分けられます。
膣坐薬(ちつざやく)は、膣から成分を吸収させます。

  • 飲み薬…ジドロゲステロン製剤であるデュファストンや、酢酸クロルマジノン製剤であるルトラールなど。
  • 注射剤…プロゲステロン製剤であるプロゲホルモンや、カプロン酸ヒドロキシプロゲステロン製剤であるプロゲストンデボーSなど。
  • 膣坐薬…プロゲステロン製剤であるプロゲステロン膣坐薬など。

卵胞・黄体ホルモン製剤

ひとことでいうと、卵巣を休憩させるお薬。

以前は避妊薬として使用されていました。
この薬を2~3周期にわたって使用することで、無排卵状態をつくります。
結果として卵巣を一時休憩させることになります。
これによって、薬をやめたときにいい状態の卵胞ができる可能性が高まります。

・飲み薬…エチニルエストラジオール・ノルゲストレル製剤であるドオルトンなど。

GnRH剤(LHサージ抑制剤)

排卵をコントロールします。

GnRH剤はもともと子宮内膜症の治療薬です。
閉経状態をつくり、月経のたびに悪化する子宮内膜症の病巣を消滅させる目的で使用されます。

それとは別に、LH(黄体化ホルモン)を抑えて排卵が起こらないようにする働きが注目され、体外受精などで排卵をコントロールしたいときに使用されるようになりました。

注射剤と点鼻剤があり、状況によって使い分けられます。

  • 注射剤…酢酸リュープロレリン製剤であるリュープリンや、セトロタイドなど。
  • セトロタイドは日本では未発売の薬ですが、評価が高いため、各病院で輸入して使用することが多いようです。
  • 点鼻剤…酢酸ナファレリン製剤であるナサニールや、酢酸ブセレリン製剤であるスプレキュアなど。

副腎皮質ホルモン剤

3回続けて流産を繰り返す場合を『不育症』と呼びます。
その不育症の人の流産防止に使用されるのが、この副腎皮質ホルモン剤です。
抗核抗体などの抗体を抑える働きもあります。

・飲み薬…プレドニゾロン製剤であるプレドニンなど。

不妊治療に使用されるお薬の効果や副作用を理解することはとても大切だと思います。
服用中に気になることがあったら、電話でもいいのでお医者さんにすみやかに相談しましょう。

京都の長岡京市・向日市のみやもと鍼灸整骨院では、不妊への効果が医学的に証明されている不妊鍼灸が受けられます。
みやもと鍼灸整骨院の不妊鍼灸

男性の年齢と不妊症

miyamotosensei 2020年12月16日 カテゴリー: 不妊鍼灸

年上男性が好きだとしても、子供を授かるために年下男性をパートナーに選ぶ時代が来るのかも知れません。

僕は1981年生まれ。
妻は1987年生まれ。

うちと同じように男性が年上、もしくは同い年のご夫婦やパートナーの方。
今日ご紹介する内容はあくまでひとつの研究なので、知識として知っておく程度にして、焦らずに妊活をがんばりましょうね!

男性側不妊原因

妊娠しにくい一番の原因は卵子の質の低下にあります。
つまり、女性の年齢が決定的な不妊要素になってしまいます。

しかし女性ばかりに原因があるのかというと、必ずしもそうではありません。

現在では、妊娠しにくい原因の3~5割は男性側に問題があるとされています。
例えば、男性側の原因にはこれらのものが挙げられます。

  • 成人になっておたふく風邪にかかった
  • 生殖器に炎症を起こしたことがある
  • 性器の形の問題

これらは過去の研究結果などからも明らかになっていた男性側不妊原因。
最近注目を集めているのが『男性の年齢も妊娠率に影響する』という研究。

男性の年齢が影響するもの

これまで不妊と男性の年齢についての確かな研究はありませんでした。

男性の年齢が影響する代表的な研究としては、これらのものがありました。

  • 生殖補助医療の成績が低下…男性も35歳を越えると、体外受精や顕微授精などの生殖補助医療の成功率が低下する。
  • 自然流産の確率が上昇する…男性の年齢が45歳以上の場合、25歳未満の場合より自然流産のリスクが2倍に高まる。
  • 自閉症などの発症率が上昇する…男性側の年齢が高いほど、自閉症や統合失調症を発症する確率が上昇する。

特に『自閉症や統合失調症を発症するリスク』については、そのリスクを抑えるために、精子ドナーに年齢制限が設けられるほどに、業界では有名なものになっています。

ただ自閉症は遺伝する可能性があります。
『自閉症の人の場合は晩婚化になりやすく、高齢の父親から自閉症の子が多くなるのではないか?』
という意見も存在しており、今も研究は続けられています。

男性の年齢も妊娠率に影響

年下の男性がパートナーである女性の方が、同い年や年上のパートナーを持つ女性に比べてはるかに妊娠率が高かった。

-アメリカハーバード大学医学大学院

不妊治療を受けるカップルを対象に、延べ約2万周期について調査した研究があります。

2017年7月にスイスで開かれた『欧州ヒト生殖医学会』において、アメリカハーバード大学医学大学院が主導した研究が発表されました。
出生率に最大の影響を与えるのは女性の年齢であるものの、女性が若い場合、相手男性の年齢が大きな要因になることが判明したといいます。

2000~2014年に不妊治療を受けたカップルの出生率を調べた結果、年上または同い年の男性をパートナーに持つ女性の出生率が明らかに低かった。

逆に30歳未満のパートナーを持つ35~40歳の女性は、同い年のパートナーを持つ女性に比べて累積生児出生率が3割も高かった。
(累積生児出生率…体外受精を1周期以上おこなった後に生児を出生する確率)

女性が30歳未満の場合。
パートナーの男性が40~42歳では、男性が30~35歳の場合に比べて出産に至ったのは46%も低かった。

この男性側の年齢の影響は、女性側の年齢が高くなるにつれて小さくなり、女性が40歳を超えると男性の年齢による差はなくなったそうです。

この研究結果から、不妊治療の専門家たちは、
「女性の卵子は年下の男性の精子によって活性化されるようだ。若ければ若いほどいいという意味ではないが、女性が年下の男性をパートナーに持つことに一定の意義がある」としています。

これはあくまで調査結果です。
どのように男性の年齢、つまり精子の年齢が作用しているかまでは未だに研究段階です。
男性の妊活は50歳くらいまでとする研究もあります。
しかし80歳を超えても妊娠して出産しているケースもあります。

今日ご紹介したのはひとつの研究です。
年上だろうと同級生だろうと、この人との子を授かりたいと思えた男性との子供を授かってほしいと思います。

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原因不明不妊と体外受精

miyamotosensei 2020年12月16日 カテゴリー: 不妊鍼灸

体外受精が原因不明不妊の割合を高くしている!?

原因不明不妊

機能性不妊ともよばれ、不妊検査をしても不妊の原因になる異常がみつからない場合をいいます。
不妊原因の10~20%が、これにあてはまるとされています。

どのような不妊検査をするのかは病院によってかなり異なります。
たとえば、腹腔鏡検査をすると、それまでの検査ではわからなかった子宮内膜症や癒着が見つかることがあります。
腹腔鏡検査をすると原因不明不妊の率が10%を切るともいわれています。
以前はこの腹腔鏡検査をして不妊原因を徹底的に調べることが多かったのですが、現在は体外受精が普及したため、腹腔鏡検査をすることが少なくなりました。
わざわざ腹腔鏡検査で原因を追求しなくても、体外受精で妊娠できればOKという考え方です。
これが原因不明不妊の割合が未だに高くなっている要素となっています。

体外受精で不妊原因が判明することも

不妊検査をひととおり行った結果、夫婦のどちらにも不妊原因が見当たらない場合。
まずはタイミング法をおこないます。
人工授精や排卵誘発剤なども使用し、妊娠率を少しでも高くします。
1~2年ほどおこなっても妊娠にいたらない場合は、体外受精などの高度医療へ進みます。

体外受精をおこなったところ、卵子の周囲にある透明帯がかたかったり、特別な抗体があるため精子が中に入れないなど、思わぬ不妊原因が見つかることもあります。

また、採卵のときに状態のいい卵子があまりとれず、受精卵がなかなかできなかったり。
受精卵ができても、その後の細胞分裂がうまくいかないこともあります。
これは主に加齢によるものです。
加齢の影響が予想より早く出ていて、原因不明不妊になっていたということもあります。

このように体外受精をおこなって初めて不妊原因がわかったというケースもあります。

ピックアップ障害

ピックアップ障害は、原因不明不妊の中で大きな割合を占めていると考えられています。

卵巣から卵胞液とともに流れ出した卵子は、卵管采に捕捉され、卵管のなかに運び込まれます。
卵管が卵子をうまく取り込めない場合を、『ピックアップ障害』といいます。

現在のところ、ピックアップ障害があるかどうかを調べる方法はありません。
腹腔鏡検査をしても調べられません。

このピックアップ障害があると、タイミング指導や人工授精では妊娠できません。
そのため、ピックアップ障害が疑われた場合は、体外受精へのステップアップを考える必要があります。

京都の長岡京市・向日市のみやもと鍼灸整骨院では、顕微授精などの生殖補助医療の際の着床率を向上させることが医学的に証明されている不妊鍼灸が受けられます。

体外受精や顕微授精の際、不妊鍼灸を行わなかった場合の着床率は26.3%だったが、24時間以内に不妊鍼灸を行った場合は42.5%まで向上した

−アメリカ生殖医学会

京都府長岡京市のみやもと鍼灸整骨院では不妊にお悩みの向日市の方も来院されています。
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抗精子抗体があると人工授精では妊娠しにくい理由

miyamotosensei 2020年12月16日 カテゴリー: 不妊鍼灸

妊娠できないと「夫の精子との相性が悪いのかな」と考えてしまいます。
でも抗精子抗体の場合、旦那さんの精子との相性は関係なかったんです。

抗精子抗体

人間の身体は異物を排除することで、自分の身を守ります。
体内に異物が一度入ってくるとその特徴を覚え、その異物を排除するための『抗体』という物質をつくります。
その異物が再び入ってきたときに、抗体が働いて排除してくれます。
これらの免疫反応は、人間が健康に生きていくうえで必要不可欠なものです。

しかしこの免疫反応が、不妊につながることがあります。

精子に対して抗体を持っている場合です。
『抗精子抗体』といって、精子に対抗する特殊な抗体があります。
この抗体を女性が持っていると、せっかく射精された精子が頸管粘液に入ってこようとしても、抗体に攻撃されて子宮に入れなくなってしまうのです。
これでは妊娠したくてもできませんよね。

精液所見に問題がなく、ヒューナーテストを何回かおこなっても結果が悪かった場合、女性に抗精子抗体がないかを調べることが多いようです。

抗精子抗体がある場合

抗精子抗体があるからといって、その程度は女性によって様々です。
軽い場合では特に治療をせずに、タイミング法で妊娠できる場合もあります。

ただ、精子が体内に頻繁に入ってくると、精子に対抗する抗体の力が強くなることがあります。
排卵日以外に性交渉をするときは、コンドームをつけることがすすめられます。

抗精子抗体の程度が強かったり、なかなか妊娠できない場合は人工授精や体外受精がおこなわれます。
しかし抗精子抗体は頸管粘液中だけにあるわけではなく、女性の身体のどこにでも存在しています。
人工授精で子宮腔まで精子を直接送り込んでも、子宮腔にいる抗体に攻撃される可能性もあります。
これではいくら人工授精をしたところで妊娠はできないので、体外受精が必要になってきます。

なかなか妊娠できない場合、
「夫の精子との相性が悪いのかな」
と心配そうな奥さんの声をよく耳にします。
抗精子抗体の場合は、精子そのものに対する抗体です。
旦那さんの精子との相性ではありません。

抗精子抗体を持った男性

なんらかの理由で精巣をキズつけたなどが原因で、自分の精子に対する抗体を作ってしまうことがあります。
この場合、精子の運動率が低下したり、女性の身体に入ると精子が死んでしまうことがあります。
こういったケースも、妊娠するためには体外受精や顕微授精が必要になります。

京都の長岡京市・向日市のみやもと鍼灸整骨院では、顕微授精などの生殖補助医療の際の着床率を向上させることが医学的に証明されている不妊鍼灸が受けられます。

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