交通死亡事故が多くなるのは〇時~〇時

京都市伏見区役所でこんな張り紙を見ました。
この年(2018年だったかな…?)に発生した交通死亡事故の約8割が夜間に発生しているおり、18時~20時での発生が最多とのこと。
この原因として主に以下のことが挙げられます。
- 夕陽がまぶしい
- 夕方から夜間になると視認性が低下する
- 帰宅時間帯で交通量が増える
夕陽がまぶしい
陽が落ちてきて、運転手の視界を妨げてしまいます。
例えばカーブを曲がった瞬間、その陽射しに一瞬視界を奪われるなどの誰にも経験があると思います。
その一瞬のうちに子供や高齢者が飛び出して来たら、回避するまでに判断が遅れてしまいます。
この偶然が交通死亡事故を生むのです。
視認性が低下する

まず夜間になると暗いため、視界が低下してしまいます。
さらに夕方から夜間に移行すると、暗いことに目が慣れていないため、視認性が悪くなります。
これは車の運転手だけでなく、歩行者や自転車の運転者にも起こることです。
お互いが視認性が低下している状況なので、交通事故が起こりやすくなります。
帰宅時間帯で交通量が増える
朝や夕方は通勤・通学等で交通量が多くなります。
そのため交通事故が発生する確率も高くなります。
夕方から夜間にかけてウォーキングをおこなう人も増えているので、歩行者数もさらに増加しています。
しかし朝に起こる交通死亡事故は少なく、夕方の死亡事故の方が割合としては高くなります。
これは『視認性の低下』による、ブレーキへの判断が遅くなるためと考えられています。
夜間の安全対策

反射材の活用や白っぽい服装の着用が進められています。
中でも、夕方から夜間にウォーキングをする高齢者が増加していることから、特に反射材が注目されています。
茨城県警が発表したデータがあります。
9年間で高齢者の交通死亡事故は251人でした。
そのうち、反射材をつけていた人の死亡事故はわずか2人でした。
つまり249人は反射材を着けていなかったのです。
反射材の有効性がデータとして示されたといってもいいと思います。
夕方から夜間の運転やウォーキング、外出には気を付けましょう。
気を付けていたにもかかわらず、もしも交通事故にあってしまったら…
早朝7時から通院できる西向日にあるみやもと鍼灸整骨院では、交通事故にあった時の対処法もご説明しております。
保険会社さんとのやり取りもサポートさせていただくので、安心して治療を受けることができます。
“長岡京市で早朝7時から通える交通事故施術”