京都でも自転車保険が義務化されました

向日市ではこのような自転車専用道路が整備され始めています。

(写真は向日市体育館前)

このような道路が増えると自転車事故ももっと減ることでしょう。
今後の京都や長岡京市、向日市の施策に期待しましょう。

自転車事故件数は減っているけど…

2018年2月15日、警察庁によって「平成29年における交通事故の発生状況」が発表されました。

2017年の交通事故全体の発生件数は47万2165件(前年比-5.4%)。
死者数は3694人(前年比-5.4%)とのこと。

交通事故全体の発生件数も、自転車事故件数も減少しています。
ただ、交通事故全体に占める自転車事故件数は増加傾向にありました。

交通事故件数の減少は、自動車を開発する側の企業努力や、マイカーを持たない家庭が増えていることなどが影響していると考えられます。

しかし自転車は免許が必要ないので乗車人口に大幅な変更がなかったり、スマホ片手に自転車に乗る人も増えていることなどが、自転車事故件数の劇的な減少にはつながっていないと思われます。

自転車保険加入義務

自転車も『軽車両』として、道路交通法の規制を受けます。
交通事故にあうと警察に通報する義務があります。
損害賠償や慰謝料などの責任を問われることだってあります。

自転車には子供の頃から乗っているので、そんなの調べたことも意識したことも教わったこともありませんよね。

しかし京都府では2018年4月から、そんなあまっちょろいこと言ってられなくなりました。

自転車保険の加入が義務にりました。
京都市内でも京都府内でも、自転車に乗る人はすべて対象になります。
もちろんここ長岡京市や向日市もです。
京都府外から京都府内に自転車で乗り入れる人も、自転車保険に加入していなくてはいけません。

小さな子供から高齢者まで、年齢も関係ありません。

以前、こんな自転車事故がありました。
小学5年生が運転する自転車が歩行中の62歳の女性とぶつかり、女性は意識不明となりました。
9,520万円の賠償金を課せられました。

「うちの子はまだ子供なので許してあげてください」
では通用しないのです。

こうした事態の影響か、兵庫県では全国で初めて自転車保険の加入が条例で義務化され、2015年4月に施行されました。
未成年者の場合は保護者が、仕事で使用する場合は企業が加入するよう義務づけられました。

自動車保険や火災保険、傷害保険に特約として自転車保険を付けることができます。
または共済や各種団体の保険などでも自転車保険がついているケースもあります。

そういった保険に加入されていない方は、自転車損害賠償保険へ加入する必要があります。

詳しくは京都府のホームページや“京都市サイクルサイト”をタップしてご確認ください。

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