子供のむち打ちの慰謝料に含まれるもの

小さなお子さんをチャイルドシートに乗せてお出かけしていました。

赤信号で停車中、
「ドーーーン!!!」
後方で大きな音がしました。

とっさに振り返った瞬間、
「ゴッンッッッ!!」
車が揺れました。

後ろの車に追突されたのです。
その追突してきた車も、その後ろから追突された玉突き事故でした。

助手席に座っていた患者様はむち打ちのようになり、首から頭に痛みが走りました。
運転していたご主人さんや、後部座席に座っていたお母様も腰を痛めるなどのケガを負いました。

「えーーーん! えーーん!!」

と、チャイルドシートから鳴き声が聞こえてきます。
そうです、お子さんも乗っていたのです。

慌てて子供の確認をしましたが、見た目ではケガはなさそうでした。

それでも
「子供になにかあったらどうしよう…。骨折とかむち打ちとか脳に障害が残ったら…」
など悪いことばかり浮かんでしまうので、整形外科を受診しました。

患者様自身は『むち打ち』と診断されましたが、お子さんに異常はありませんでした。
交通事故の衝撃に驚いて泣いてしまっただけだろうと。

こちらの患者様の交通事故の場合、お子さんにむち打ちなどのケガはありませんでした。
しかしもし、交通事故によってけがをした場合、子供でも治療費や慰謝料は出るのでしょうか?

子供のケガも補償してくれる自賠責保険

交通事故の相手が自賠責保険に加入していた場合、ケガへの補償をしてくれます。
子供だったとしても、ケガをしたなら補償してもらえます。
(もしも相手が自賠責保険に未加入だった場合は“無保険事故やひき逃げ事故にあった被害者を救済する政府補償事業制度”をタップして読んでみてくださいね~)

自賠責保険は治療費だけでなく、入通院慰謝料も賠償してもらえます。
子供であったとしても、むち打ちなどのケガで入院や通院をしたなら、それに応じた慰謝料を補償してもらえます。
(慰謝料については“交通事故の入通院慰謝料とは?”をご確認ください)

子供の付き添い看護料

小さいお子さんであればあるほど付き添いが必要になりますよね。
交通事故によって入院するくらいのケガをしたなら、ご家族が付き添い入院をすることになるでしょう。
むち打ちなどで整形外科や整骨院へ通院することになったら、ご家族が連れていくことになるでしょう。

そのときに支払われる補償のことを“付き添い看護料”といいます。

これは子供だけでなく、高齢者や身体障害者など、一人では入院や通院することが困難な場合に認められます。

  • 入院の場合は1日につき4,100円~
  • 通院の場合は1日につき2,050円~

このように入院と通院では補償される金額が異なります。
(付き添い看護料をもっと知りたいなら“付添看護料ってなに?”へGO!)

もしもお子さんが交通事故によってむち打ちなどのケガをしてしまっても、治療費も慰謝料も補償してくれます。
子供であっても被害者1名につき120万円まで、自賠責保険が補償してくれるのです。

西向日にあるみやもと鍼灸整骨院では、子供のむち打ちなどのケガの治療も受けられます。
保険会社さんとのやり取りもサポートさせていただくので、安心して治療を受けることができます。
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