こんにちは、京都長岡京市、向日市のみやもと鍼灸整骨院院長の宮本です。

出産後9ヵ月が経った頃、
「あー膝が痛い」
という言葉が妻の口から出なくなりました。

それまでは

  • 「赤ちゃんを抱き上げるときに膝が痛い」
  • 「地面から立ち上がるときや階段でも膝が痛い」
  • 「イスから立ち上がったり、トイレの立ち座りでも痛い日がある」

と、整骨院の院長である僕に冗談交じりで痛みを訴えていました。。。
…僕は家では施術をしません、、、家族に施術するのはなんだか照れてしまって。。。

でも産後骨盤矯正は産後半年からしました。
「他の接骨院行こっかなー」
って脅されたので(笑)

妻のように出産後に出てくる膝の痛み。
原因や解決法を考えてみましょう。

産後に出てくる膝の痛みの原因

出産後に出てくる膝の痛みは、主にこれらの原因が考えられます。

  • 筋力の低下や膝への負担の増加
  • 骨盤の開き
  • ホルモンバランス
  • 膠原病

筋力の低下や膝への負担の増加

川辺に座ってのんびりする妊婦さんと子ども靴

出産前後は安静にすることが多く、活動量は低下しています。
全身の筋力は落ちてしまいます。

膝周りの筋力も落ちています。

そこへ出産後すぐに始まる抱っこや、おむつ替えなどで立ったり座ったりなどの動作で、膝への負担は圧倒的に増えます。
1回や2回ではなんともありませんが、1日に何回もしなくてはいけないので、膝への負担が少しずつ蓄積されていきます。

筋力が落ちているのに、負担は増える。
これが膝への痛みにつながるのです。

元々スポーツなどをしていて筋力がしっかりあるママさんはあまり膝の痛みは出ない傾向にあります。
逆に極端に体重が増えてしまったママさんは痛みが出やすい傾向にあります。

骨盤の開きが原因

公園で座りながら娘を抱っこする妊婦のママさん

ヒトはなにか動作をするときには必ず腹筋や骨盤周りの筋肉に力が入ります。

地面から重たいものを持ち上げるとき、
「ふんっ!!!」
「ヨイショっ!!!」
と、つい声が出た経験はありませんか?

あれは無意識にお腹や骨盤周りの筋肉に力を入れているのです。
そのほうが力が発揮されることを経験上知っているからです。

腹筋や骨盤周りの筋肉が引き伸ばされて力を発揮しにくいときがあります。
出産で骨盤が開いたときや、安静にすることが多くて筋力が低下しているときです。

つまり出産後はお腹に力を入れにくい時期ということ。

赤ちゃんを抱きあげるときでも、腹筋に力が入れにくいのでその他の部分で補おうとします。
おかげで膝や腰への負担が増加してしまい、痛みにつながりやすくなるのです。

ホルモンの関係や膠原病

出産後はホルモンバランスが不安定です。
それによって膝などの関節に炎症が起こり、痛みにつながることがあります。

稀に身体の免疫異常をきたしてしまう膠原病(こうげんびょう)を発症してしまうケースもあります。

少しでも早く回復する方法

抱っこで空中に投げられる赤ちゃん

いつまでこの膝の痛みは続くのだろうと不安になると思いますが、膠原病などでない限り、産後に出てきた膝の痛みは必ず治まります。

日常生活をこなしていくうちにだんだん体力や筋力は戻ってきます。
1日に何回も繰り返される立ち座りの動作にも耐えられるだけの筋力がついてきます。

よく動くママさんの方が筋力は戻りやすいので、無理のない範囲でできるだけ動くようにしておきましょう。
ウォーキングなどは膝の痛みが出にくいのでおススメです。

赤ちゃんが成長していくと、おむつ替えの回数が減ったり、つかまり立ちをするようになるのでしゃがみこまずに抱き上げられるようになったり。
出産直後よりは膝への負担も減っていきますしね。

それでも早く膝の痛みをとりたいママさんは産後骨盤矯正や、膝周りのかんたんな体操がおススメです!

産後骨盤矯正で骨盤を締める

京都長岡京市・向日市のみやもと鍼灸整骨院の産後骨盤矯正は、締めた骨盤が開かないように業務用の機械で筋肉を鍛えて、締まった骨盤を維持しやすくします。

こうすることでお腹や骨盤周りの筋肉に力を入れやすくなります。
すると体幹を安定させやすくなり、膝への負担は軽減されます。
産後骨盤矯正については“赤ちゃんと一緒に行ける産後骨盤矯正”をタップ!

レッグエクステンション

レッグエクステンションで膝周りの筋肉を鍛えましょう。

イスに深く腰掛けます。
両膝を90度くらいに曲げます。

イスに座る受付さん

つま先を上に向けた状態のまま、膝をしっかりと伸ばします。
膝のお皿の上の辺りに力が入るのを感じながら10秒間キープします。

イスに座ったままレッグエクステンションをする受付さん

10秒経ったらゆっくり足を降ろしていきます。
スタートポジションに戻ったら休まずに、また膝を伸ばすように足を挙げていきましょう。

これを10回繰り返します。
10回繰り返したら今度は逆の足でおこないましょう。

太ももの前面の筋肉のストレッチ体操

筋肉を鍛えるだけでなく、筋肉を伸ばして柔軟性を保つことも痛みの改善には効果的です。

立った状態で膝を曲げて、同じ側の手で足の甲を持ちます。

壁に手をついて右の太ももをストレッチする受付さん

かかとがお尻につくように膝をぐーっと曲げていきましょう。
太ももの前面の筋肉が引き伸ばされるような感覚が出たら、そのまま20秒キープ。

20秒経ったら、今度は逆の足でおこないましょう。

妻が膝の痛みから回復できた3つの秘密

妻が、出産後9ヵ月頃で膝の痛みから回復できた3つの秘密。

  • おむつ替えの頻度が減って立ち座りの動作も減ったり、娘がつかまり立ちをするようになり、抱き上げるときにしゃがみこまなくてもよくなった
  • 出産後7ヵ月頃から膝周りの筋トレとストレッチ体操を始めた
  • 出産後6ヵ月から8ヵ月の間で産後骨盤矯正をして骨盤を締めた

もっと早くから産後骨盤矯正をやってあげてたらよかったのに…って声が聞こえてきそうですが、、、

産後骨盤矯正もありますが、もう少し早い段階から膝周りの筋トレやストレッチ体操ができていると、もう少し早く回復できたのではないかなー。

いつまで続くのか不安になる産後の膝の痛み。
膠原病などでない限り、必ず回復できますので安心してくださいね。

京都のみやもと鍼灸整骨院の産後骨盤矯正では、骨盤だけでなく膝の痛みなども施術しています。
詳しくは“赤ちゃんと一緒に行ける産後骨盤矯正”のページをタップしてご覧くださいね。

産後ケアなら、京都長岡京市、向日市の産後ママさんがたくさん来院してくださる“子連れで行けるみやもと鍼灸整骨院”におまかせください!

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