出産で開いた骨盤を戻すのに、産後ベルトは必要なのでしょうか?
ベルトを巻いた方がいいときと巻かない方がいいときがあります。

2018年だけで203人のママさんの出産後の骨盤を矯正した、京都長岡京市のみやもと鍼灸整骨院院長の僕が3分で読める記事を書いてみました。
ぜひ読んでみてくださいね~。

骨盤ベルトによるデメリット

ヨガをする妊婦さん
胎児が産道を通るときに骨盤が広がるイラスト

出産後の骨盤はゆるい状態です。
妊娠をしてお腹が大きくなるにつれて、ホルモンの働きで骨盤は少しずつ開いていきます。
経膣分娩の場合、さらに骨盤が開いて産道を通って赤ちゃんが出てきます。

開いた骨盤は、出産後2~10カ月かけてゆっくりと閉じていきます。
この間に悪い姿勢が続くと、骨盤はゆがんだ状態で締まってしまいます。
そうなると、妊娠前のようにきっちり締まらずに、少しゆるい状態で骨盤が固まるのです。
すると、

  • 「産後体型が戻らない」
  • 「骨盤が開いた気がする」
  • 「尿もれが止まらない」

などの原因になってしまいます。。。

それを恐れて、ずーーーっと⾻盤ベルトをしているママさんがおられます。

⾻盤を締める組織として、⾻盤周りにはたくさんの筋⾁があります。
腹筋やお尻の筋肉、最近話題の骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)などです。
これらの筋⾁を鍛えることで⾻盤は締まり、その状態を維持してくれます。

ずーーーっと⾻盤ベルトをしていると、本来使われるべき⾻盤周りの筋肉が使われません。
骨盤ベルトを外すと、骨盤が締まった状態を維持できなくなってしまうのです。

出産後の骨盤を動かそう

並木道をベビーカーを押しながら散歩するママさん

骨盤を積極的に動かすことで、骨盤周りの筋肉を鍛えることができます。
筋肉を鍛えることで骨盤が締まり、その状態を維持することができるのです。

だけどトレーニングというほどの運動をする必要はありません。

出産前後の安静で全身の筋力は落ちています。
筋力を取り戻すことで、骨盤は締まった状態を維持できるのです。

家事をするときや買い物に行くとき、児童館へ行くときやベビーカーでお散歩に行くときなど。
活動するときには骨盤ベルトは外しましょう。
自然の動きの中で骨盤を動かして、骨盤周りの筋肉を自然と鍛えるのです。

もちろん積極的に運動や体操をするのも効果的です。
京都のみやもと鍼灸整骨院では、産後骨盤矯正のママさんにカンタンな体操をご説明しています。
“■産後にゆるんだ骨盤を締めるカンタンな3つの体操

まとめ

コーヒーを持つ右手

じーーーっと座ってスマホを触っていたり、テレビを見ているときは骨盤ベルトをしていたほうがいいように思います。
だらーんと力が抜けているとき、ベルトで骨盤を締めている方が形状記憶にもなるのではないでしょうか。

でも。
家事やお買い物など、活動するときは骨盤ベルトは外して、骨盤周りの筋肉を自然と鍛えましょう。

みやもと鍼灸整骨院の産後骨盤矯正は、業務用の美容機器で筋トレをします。
筋トレと言っても、ベッドで横になっているだけで機械が勝手に鍛えてくれます。
矯正で骨盤を整えて締めたあとに筋トレをすることで、骨盤ベルトに頼らずに骨盤を締めることができるようになります。

詳しくはこちらをタップしてご覧ください↓↓
“■産後骨盤矯正のページ
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